Leave No Trace(LNT)とは、屋外での活動を楽しむすべての人々が、環境への影響を最小限に抑えるための行動指針であり、環境倫理です。これは「~してはいけない」という厳格なルールではなく、なぜそうするのかという科学的根拠に基づいた「考えるためのツール」です。自然を守り、他の訪問者の体験を尊重し、そして私たち自身の安全を守りながら、未来の世代も同じように美しい自然を楽しめるようにするための、思いやりの指針とも言えます。
ヒストリー 1960年代アウトドア レクリエーションによる深刻な自然破壊が起こり、連邦森林局でミニマムインパクトの概念が生まれました。 1970年代連邦国立公園局 、土地管理局、魚類野生動物局がミニマムインパクト運動に加わりました。 1980年代連邦森林局による”No Trace”運動が全米国立公園に普及しました。 1990年代連邦森林局と全米野外指導者学校(NOLS)が、LNTのトレーニングプログラムを開発しました。 1994年Leave No Traceが独立した組織として設立しました。 1999年LNT7原則が発表されました。 2003年Leave No Trace Center for Outdoor Ethics(通称LNTセンター)に改名し、世界中の野外団体や自然公園がLNTを採用するようになりました。
原則4見たものはそのままに(Leave what you find) ・文化的、歴史的遺跡は触れずに見るだけにしよう ・石、植物等すべての自然物は置いて帰ろう ・外来生物を運んだり、持ち込んだりするのを避けよう ・木で何かを作ったり穴を掘ったりしないようにしよう ・キャンプサイトはもと通りにしてから出発しよう